栗の渋皮煮

 秋田の栗の名産地である、西木村の西明寺栗は、300年前に秋田藩主佐竹候が、京都の丹波地方、岐阜の美濃養老地方から種を導入し、奨励したのが、始まりとされている。西木村では昭和39年から増殖を図り、日本一の大粒な栗(25〜30g)を作りあげた。
 果肉は黄色をおび、やや堅く、肉質は粉質で味がよく、渋皮は薄く、煮崩れしない特徴がある。

(四人前)
栗(鬼皮付き) 1kg
白砂糖 200〜250g
ザラメ 200〜250g
重曹 小さじ3
ブランディー又はワイン 少々

(1) 渋皮に傷をつけないように丁寧に鬼皮をむく
(2) 栗1kgに対し重曹小さじ1杯入れた水に一晩つけておく。(栗がかくれるくらいのひたひた)
(3) 水をすて、鍋で重曹小さじ1杯を入れた水(ひたひたくらい)で約30分煮る。最初は中火、煮立ったら弱火で煮る。
(4) 水をすて、再び(3)と同じように約30分煮る。
(5) 栗の渋皮の表面のスジなどを指でこすって、きれいに取る。(一粒づつ丁寧に)
(6) きれいに洗った栗を鍋に入れ、前と同じ割合の重曹を入れた水で約20分煮る。
(7) 水を2〜3回取り替えてきれいにし、その後、約1時間流水にさらす。
(8) 鍋に栗が隠れるくらいの水を入れ、砂糖、ザラメを1/2量入れ、煮立ったら、とろ火で約1時間煮る。その後、1時間火を止めて休ませ、再び残りの砂糖、ザラメを加え、約1時間火を煮る。火を止め味を含ませる。
(9) さめてから、ワインかブランディーを好みで入れると風味が増す。

渋皮をむく時、渋皮に傷をつけないこと。
強火で煮立てないこと。
一粒づつ、丁寧に取り扱うこと。
栗の分量は、皮をむく前の量である。
砂糖の量は全部で栗の半量である。


協力 西木村食生活改善推進協議会