ハタハタすし

 「秋田名物八森ハタハタ〜」と秋田音頭でおなじみのハタハタは、魚へんに神とかく。これは、普段は水深250メートルの深海底で生息しているハタハタが、雷を伴った荒天に、産卵のために沿岸に押し寄せるのを見た、古人が、ハタハタを神の使いと考え、鰰と書くようになったといわれる。
 冬から春への保存食として、作られるようになった。
 一匹寿司、切り寿司がある。

はたはた 5kg ふのり 少々
うるち米 5合 人参 1本
400g かぶ 大1本
砂糖 60g 2.5カップ
みりん 少々 笹の葉 30枚
適量  

(下準備)
(1) ハタハタが白くなるほど塩をふり、一晩軽い重石をしておく。
(2) 次の日、ハタハタを水で流し、ぬめりをとる。
(3) 頭、内臓、尾をとり、三つきりにする。
(一匹寿司の場合は内臓のみをとる。)
(4) 水洗いしたハタハタはザル上げし、水を切り、酢を入れてよく混ぜ、軽く重しをして二晩おく。
(5) 酢漬けしたハタハタをザル上げし、余分な汁を切る。
(漬け方)
(1) ご飯を炊き、人肌程度にまで冷やして、麹、砂糖、塩を加える。
(2) 塩をふってしんなりした人参(花形)、かぶ(短冊切)、ふのりをご飯に混ぜあわせる。
(3) 樽に笹の葉をしき、ハタハタを並べる。その上に、ご飯と麹を混ぜ合わせたものを薄くのせて、手に酒、みりんをつけ、全体をぺたぺたと押して、平らにし、笹の葉を並べ、これを繰り返す。
(4) 一番上に笹の葉を敷き、押しぶたをし、重石をする。
(5) 二週間くらいで食べ頃になる。

そのまま食べてもいいが、山葵醤油か辛醤油をつけて食べてもおいしい。
三つ切りにしないで、一匹漬け込んだものは、さっと焼くと風味が違っておいしい。