
横手市金沢公園にその碑はあった
秋田が納豆発祥の地ということは、秋田では有名な話。県外の方は、「えっ そうなの?」という方の方が多いと思います。
でも、横手市金沢公園に"納豆発祥の地"という石碑があるのです。
これは、次の言い伝えがあるからです。
「後三年の役(1083~1087年)で戦いの最中、源義家(八幡太郎義家)が金沢地区の農民に豆を煮させ兵糧として供出させたところ、数日後、その煮豆が香ばしい香りをただよわせ、糸を引くようになりました。義家はこれに驚き、食べてみたところ意外においしかったため、その後も食用としました。これを聞いた農民達も自ら作りはじめ、後世に伝えたのが「納豆」として全国に広がったとされています。」
こんな伝説は、茨城県、岩手県、宮城県、山形県、栃木県などでも、残されていますが、秋田県民は秋田が発祥地であると信じています。
この石碑は、後三年の役900年祭を記念して、地元の納豆メーカーヤマダフーズさんが、建立しました。

この金沢地区は、後三年の役の主戦場としても有名で、周辺には平安の風渡る公園や後三年の役資料館など歴史にまつわる沢山の建物があります。
また、公園内には、金沢八幡宮や金沢柵跡があり、歴史散策ができます。
○後三年の役資料館

東北で勢力を張っていた清原[きよはら]氏と源義家[みなもとのよしいえ]の内紛、後三年の役(1083~1087)の跡地で、清原氏の居城だった金沢柵があったところ。「後三年の役」に関する資料が展示され、色鮮やかに描かれた全編46mの奥州後三年合戦絵詞[えことば]三巻があります。
・入館100円(横手城展望台・横手市ふれあいセンターかまくら館・石坂洋次郎文学記念館と共通)
・9~16時
・休業日:月曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日
○平安の風渡る公園

後三年の役の古戦場跡地にある公園。ここは、源義家が雁の乱れを見て、藤原家衡の伏兵を見破ったとされる伝説の地。園内には、古戦場の位置図や家衡たちのブロンズ像、壁絵、三連太鼓橋の雁橋などもあります。
・料金 無料
近くには、道の駅仙南・雁の里があり、後三年の役の絵図も掲示されています。
納豆の発祥の頃を考えながら、歴史の旅はいかがでしょうか。
(情報提供2006.5.8)