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サザエ
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父ちゃんが潜って、母ちゃんが売る。
鮮度抜群の男鹿磯の幸。
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夏、男鹿の沿岸をドライブすると、いたる所でサザエの直売所やつぼ焼きを食べさせてくれる店に出会う。門前地区の直売所も、その一つだ。
大きなナマハゲの像に近くに10軒の店が並んでいるが、その中に秋山久子さんの店がある。久子さんがこの店を受け継いで約30年近くになるが、商品の貝類はもちろん夫の秋山賢司さん(64)が地元の海で捕ってきたものだ。
門前地区で素潜りでサザエなどの貝類を捕っている漁師さんは約10人。サザエの漁期は6月10日から9月30日まで。出港は午前8時、入港は午後2時30分と決められている。「昔は寒くなれば船の上から箱メガネでのぞくなどしてほとんど1年中捕っていたども、資源保護のため漁期や時間を決めるようになったんだ」と門前地区の会長でもある秋山さんはいう。
船は午前8時に港を出て、ウエットスーツを着た漁師さんたちは近くの磯で潜り始める。「子どもの頃から潜っているども、最近は年だなー。息が続かなくなって、1回の潜りは20秒から30秒だな」と秋山さんは言うが、これを1日に何十回も続けるのだからすごい。
11時頃から昼食を兼ねて船の上で1時間ほど休み、その後2時間ほど潜るというから、5時間ほど捕り続けることになる。これは、かなりの重労働だ。
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