お米

農薬や化学肥料を極力使わない米作り。
イナゴやトンボの大群は安全、安心の証。

お米



 秋の大潟村を初めて訪れる人は、あちこち飛び回る虫の多さに ビックリするに違いない。車で村内の道路を走っていると、 まずはトンボの大群に出くわす。コツンコツンとフロントガラスに ぶち当たるが、あまりの数にとうてい避けきれるものではない。 次に車を降りて水田や畑の畦道を歩くと、今度はバサバサと音を たててイナゴが跳び出てくる。その数がなんともすごい。 一歩足を伸ばせば、数十匹という感じ。適当に網を振り回しながら歩いても、 あっという間に100匹200匹は捕れそうだ。自然豊かな秋田県といっても、 今ではこんな光景はなかなか見ることはできまい。
 大潟村は琵琶湖に次ぎ日本第2位の広さを誇った八郎潟を干拓し、 昭和39年10月に誕生した新しい村だ。大潟村の農地は大型農業機械が 稼働できるよう、1区画1.25ha(140x90m)の大区画ほ場となっており、 農家1戸当たり12区画(15ha)の農地を所有している。
 各農家の格納庫にはトラクターやコンバインなどさまざまな 大型農業機械が並び、スケールの大きい近代的で効率的な農業が実践されている 地域であることがわかる。山沿いの小さな田んぼではなく、こんな広々とした 農地に多くの虫たちが生息しているのはなぜだろう。
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