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大漁になれば水揚げ作業は朝の7時、8時まで続く。
下水揚げしたハタハタは選別して箱詰め。全ての箱には産地、漁船名などを記載した札を入れる。
北浦産ハタハタの人気は高い。
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一気に押し寄せてくる季節ハタハタの漁は短期決戦だ。最近は資源保護を目的に各漁港に漁獲高が割り当てられ、それに達すると、その漁港の漁は打ち止めとなる。それだけに同じ地区の漁師たちに負けず、いかに効率よく漁をするかが勝負の分かれ目となる。
北浦地区では建網と呼ばれる小型の定置網で漁をするが、「網を入れるタイミングが難しいな」と漁師さんはいう。いくらシケと一緒にハタハタがやって来るといっても、大きなシケが来ると大切な網が流されてしまうからだ。海の様子を注意深く見守りながら、大きなシケになりそうとなれば網を引き揚げ、シケが治まれば先を争うように再び網を入れる。
ハタハタが産卵にやって来るのは夜。だから漁は夜通し続く。網を起こして港に着くと、ハタハタだけを下ろして船はすぐさま漁場へと戻る。港では漁師さんの家族総出でハタハタの選別と箱詰め作業。すぐ目の前の海では網を起こす何艘もの船の明かりが揺れ、港は活気にあふれる。
秋田県民はとにかくハタハタが大好きで、「秋田県の魚」に指定されているほどだ。白身で淡白な味だけに、煮てもよし焼いてもよしと料理法もさまざま。秋田名物のしょっつるで味を調えるしょっつる鍋。ハタハタずしなど、ハタハタを使った郷土料理もおいしい。
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