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豆腐
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地場産の大豆に男鹿の海水を煮詰めたにがり。
原料は全て地元産のこだわり豆腐。
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豆腐は普段の食事に登場する回数も多い身近かな食品だ。それだけにスーパーなどの特売商品になることも多く、ここ20年ほどは徹底的に生産コストの削減が求められていた商品でもある。原料の大豆は、当然価格の安い外国産。大規模な工場で大量生産しなければ価格競争に負けてしまう。そんな豆腐業界で最近は原料や製法にこだわり、価格競争に巻き込まれず味を追求した豆腐を造るメーカーが増えつつある。男鹿市男鹿中山町にある(有)武田豆腐店もその一つだ。
「両親が豆腐屋を始めたのは昭和25年頃。俺が子どもの頃、両親は夜中の1時、2時には仕事を始めたもんだ。そんな姿を見ていたもんだから豆腐屋を継ぐのはイヤだった。
でも長男だがら継がねばならね。継いだ以上は『この豆腐、うめなー』って言われでし、そんなお客さんを増やしたい。そう思って頑張ってきたす」と社長の武田政一さん(60)は熱っぽく語る。
現在、武田豆腐店では外国産の大豆と地場産の大豆を使い分け、価格に幅があるさまざまな豆腐を製造している。地場産は地元のJA秋田みなみから仕入れている「りゅうほう」とJA大潟村から仕入れる「青豆大豆」。「そりゃあ、外国産のほうが安い。地場産は外国産の約2倍の値段がする。でも地元の大豆は甘みと香りが違う。この違いはお客さんにもはっきりわかるはず。
多少高くても、お客さんは納得していると思うよ」
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