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「じゃがいもをすりおろす時は、なるべく目の荒いおろし金で。ミキサーでやると風味がなくなります」と桜庭さん。あんぷら餅は少々煮込んでも、煮くずれることはない。
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ご飯を加えて作るあんぷら餅もある。これは、半殺しにした(半分程度つぶした)ご飯を加えるもので、ご飯に粘りがあるので乾燥した澱粉を加える必要はない。
若美町の夕日温泉WAOでは、平成16年11月からあんぷら餅を食堂のメニューに加えた。「昭和20年代前半に生まれた私ですけど、実は作ったことも食べたこともなかったんですよ。作り方は地元の婦人会の方から聞きました。これを食べたお年寄りの中には、『あやー懐かしいごど』って喜んでくれる人もいます。」と調理担当の桜庭孝子さんは笑う。
WAOのあんぷら餅は、ご飯を加えるタイプ。これは、ご飯のもっちり感とあんぷらの歯ざわりと香りがほどよく調和。じゃがいもをそのまま茹でて食べるより、するっと口に入る感じがする。しかも腹もちがいいようだ。「今は、きりたんぽ鍋のようにしてお出ししてますけど、今後はもうちょっと違った調理もしてみたいと思ってます」と桜庭さん。あんぷら餅そのものは、冷たくてもおいしく感じられるので、さまざまな調理方も可能に違いない。
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