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ワカメ
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男鹿産のワカメを丹念に加工した
「とろとろワカメ」はとろりとした食感
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ワカメは日本人にとってなじみ深い海藻で、日本海はもちろん太平洋側にも広く分布している。日本各地の海では養殖(栽培)が行われており、男鹿でも昭和30年代後半から養殖が始まった。かつては3月下旬から4月下旬にかけての収穫時期には、海沿いの道のあちこちでワカメ干しの風景が見られ、「ワカメのカーテン」は春の男鹿の風物詩ともいわれた。
最近は高齢化が進んだことなどにより、生産量は最盛期の3分の1位まで減少している。しかし「三陸のワカメは身は厚いけど固い。その点、男鹿のワカメは身は薄いけど柔らかい」という男鹿産ワカメのファンも多い。男鹿半島で養殖ワカメの生産量が多いのは椿漁港を中心とした南磯だが、入道崎や戸賀湾一帯でもわずかだが養殖を行っている人たちがいる。
戸賀の石川実さん(72)もその1人。石川さんは中学校の校長を退職してから漁師になったという、ちょっと変わった経歴の持ち主だ。「親父がワカメも養殖していたので最初は手伝い程度。その親父が亡くなったので10年程前から1人でしています。1人で船を出し、網を入れて魚を捕るのは体力的にきついけど、養殖の作業はまだ大丈夫。自家用や親せき、知人に配ったりで出荷量は少ないけどなんとかやってますよ」と石川さん。
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