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じゅんさい
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小舟の上から1つ1つ丹念に摘み取る
珍しい「摘み取り体験」の評判も上々
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池や沼に自生する「じゅんさい」は、いわば水中の山菜。全国各地に自生しているが、生産量は秋田県が断然トップ。そのほとんどを山本町産が占めている。
天然もの栽培ものを問わず、質の良いじゅんさいが育つには、きれいで豊富な水が欠かせない。山本町は付近の山から流れ出る沢水や浸透水に恵まれており、昔からじゅんさいが自生する沼が点在。昭和時代の初めから貴重な資源として注目され、以来、関西など遠方まで出荷されるようになった。最近は転作田を利用した栽培が主流だが、これもきれいな水に恵まれているからこそ可能となる。
「農薬や生活排水が混ざっているような水はもちろんダメ。きれいな水が常に循環しているような池でねえば、質の良いじゅんさいは育たねんだ」と栽培農家の人たちはきれいな水と豊富な水量の必要性を強調する。
転作田を利用したじゅんさい沼の周辺を歩くと多くの生物たちに出会う。足音におどろいて沼に飛び込むカエル。静かに沼の中を見ていると、メダカの群れやゲンゴロウも泳いでいる。これぞ、一帯の自然が良好に保たれている証だ。
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